タイ文化省は、創造産業の「ソフトパワー」を国際的に高め、雇用と収入を生み出すことで地域経済の活性化を目指しています。

タイ文化省は、創造産業の「ソフトパワー」を国際的に高め、雇用と収入を生み出すことで地域経済の活性化を目指しています。その中でも、タイの伝統織物であるシルクを文化交流の象徴とし、国際社会への発信を進めています。

スダワン文化大臣は、政府機関や民間、文化ネットワークと連携し、「第十四回タイシルクフェスティバル・ワールド」と「第六回ネクスト・ビッグ・シルク・デザイナー・コンテスト二〇二五」を開催すると発表しました。これは、スティダー王妃の四十七回目の誕生日を記念するものです。

イベントでは、全国の学生や教員が一流デザイナーと協力し、大使や著名モデルのためにシルクのドレスを制作しました。タイシルクを世界的な文化資源として発信することで、ファッション分野での国際的な交流と、外交ルートを通じた協力強化を目指します。

タイシルクフェスティバルは二〇〇九年から継続して行われており、今年で十六年目を迎えました。開会式は六月二十一日に、タイ海軍講堂で開催されます。当日は、内閣や各国大使館代表が出席し、タイシルクファッションショー、シルク製品や地域文化の展示などが行われます。

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