タイ政府観光庁は、世界的航空会社と連携し、中東市場に本格進出と発表しました。

タイ政府観光庁は、世界的航空会社と連携し、中東市場に本格進出と発表しました。　タイ政府観光庁は、中東市場の開拓を本格化させています。先日、ドバイで開催されたイベント、アラビアン、トラベル、マーケット二千二十五で、タイ政府観光庁は、ディナータ、トラベルグループと共に、エティハド航空、そして、エミレーツ航空と提携を締結しました。この提携により、タイへの高級志向の旅行促進と、観光収入の増加が、期待されています。健康ウェルネスや、高級旅行、スポーツ観光といった高い付加価値の分野を中心に、中東から、質の高い観光客の誘致を強化する計画で、タイを東南アジアの旅の拠点として、位置づけたい考えです。エティハド航空は、すでにバンコクやプーケットへの路線を運航しており、さらに、今年十月には、クラビ、十一月にはチェンマイへの直行便も、就航する予定です。使用されている機体は、快適性に優れたエアバス、エー、三二一エル、アールです。また、エミレーツ航空は、バンコクとプーケットとの間に、多くの便を運航しており、スワンナプーム国際空港では、ドバイ以外で、最大級のプレミアムラウンジを提供するなど、ファーストクラスやビジネスクラスの乗客に、充実したサービスを展開しています。提携先のディナータ、トラベルグループは、中東地域で、最大規模の旅行予約サービスプロバイダーで、世界に、パートナー企業七百五十社、ユーザー数は、百三十万人を超え、一般観光客から、法人の顧客まで広く対応しています。タイ政府観光庁は、これら三社との連携により、二千二十五年中に、中東からの観光客、百十万人を誘致し、九百八十億バーツ超の観光収入を目指しています。