タイと経済協力開発機構は、協力関係のさらなる前進をめざしています。

タイと経済協力開発機構は、協力関係のさらなる前進をめざしています。経済協力開発機構はタイの加盟への取り組みを歓迎し、支援する準備があると表明しています。タイ通商代表部のナリニー会長は、経済協力開発機構のマティアス事務総長と会談し、タイの経済協力開発機構加盟に向けた取り組みについて、意見を交わしました。この中でナリニー会長は、タイが、経済協力開発機構への加盟を強く望んでおり、加盟プロセスを円滑に進めるために、政府、民間の全ての部門が、協力していることを強調しました。特に、貿易や投資、社会、環境といった多方面での、相互協力を今後さらに拡大していく方針です。マティアス事務総長は、経済協力開発機構として、タイを全面的に支援し、政策面での助言や、技術支援を惜しまないと述べています。経済協力開発機構の知見や、経験を通じて、タイの加盟プロセスが、効率的に進むと見られており、これがタイ経済の競争力向上や、国民生活の質の向上に資すると期待を寄せています。タイ政府は今後、経済協力開発機構の活動や、理念に対する認知度向上にも力を入れ、政策や規制、慣行など、国際基準に沿った取り組みを推進するとしています。