ラジャマンガラ工科大学が、世界の発明展で、賞を七つ受賞しました。ラジャマンガラ工科大学、タンヤブリ校は、スイス、ジュネーブで開催された、第五十回、国際発明展ジュネーブ二千二十五において、七つの賞を受賞し、国際的な評価を高めました。ソムマイ副学長は、同校が、タイの高等教育、科学、研究イノベーション省により、タイの代表として選ばれ、この国際的なイベントに参加したことを報告しました。ラジャマンガラ工科大学、タンヤブリ校は、五つの研究チームと、民間企業との共同研究の成果として、合計七つの賞を獲得しました。中でも特に注目されたのは、バナナの繊維からつくった、膝と関節のサポートファブリックで、審査員特別金賞を受賞しました。また、鉄道の自律走行車のための鉄道パラメータを用いた画像計測システムは、銀賞と特別賞を受賞し、義手の材料認識のための人工知能プラットフォームも、銀賞を受賞しました。さらに、空気を圧縮した太陽電池システムや、民間企業と共同開発した、サンゴ礁ポリプの成長を加速する定着基盤も賞を受賞しました。これらの受賞は、ラジャマンガラ工科大学、タンヤブリ校が、研究の質を向上させ、社会や環境に良い影響を与えるために取り組んできた成果の証と評価されています。新たな研究者の育成や実用的な技術の開発、民間企業との継続的な協力を通じて、イノベーションのリーダーとしての役割を確立しています。この世界的な評価は、ラジャマンガラ工科大学が、引き続き革新を促進し、社会的影響を与える重要な大学であり続ける原動力となるものとなっています。