政府は、貿易と投資の促進のため、欧州自由貿易連合との自由貿易協定締結を重視し、関連する意見交換会を開催しました。チョンブリー県で行われたセミナーには、政府関係者、経済界、学識経験者ら約百五十名が参加し、自由貿易協定の交渉について、議論されました。スチャート商務省副大臣は、この、自由貿易協定が、タイにとって非常に重要だと強調しました。タイ東部地域は、経済、貿易、投資の中心地であり、工業団地が多く、港は、輸出入の要となっています。このタイと欧州自由貿易連合との自由貿易協定は、大規模、中小企業双方に、恩恵をもたらす初の自由貿易協定であり、タイの経済的発展には、不可欠だと強調しました。それにより、市場開放、サービス貿易、投資、経済協力の強化が、期待されています。スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインといった欧州自由貿易連合、加盟国の市場へのアクセス拡大に加え、二千二十六年に締結予定の、自由貿易協定により、米、生鮮野菜や、果物、加工魚介類などの農産物や、工業製品の輸出拡大、そして宝石、ジュエリー、時計、部品、衣料品、プラスチック製品、自動車自動車部品、ベッド用品などの、幅広い分野での恩恵が見込まれています。