総額十億バーツを超える新たな市場への進出として、タイは、フィリピンと、砂糖の輸出契約を締結しました。ピチャイ商務大臣は、海外貿易促進局へ、タイ企業の新たな輸出市場の開拓を指示しています。指示をうけ、海外貿易促進局は、フィリピン市場に焦点を当て、タイ製品の輸出ルートや、その機会を調査しています。最近、フィリピンの輸入業者と、タイの輸出業者による商談会が、マニラで開催されました。商務省によりますと、この活動で、砂糖、加工糖の輸出業者五社と、フィリピンの輸入業者八社との間で、交渉が行われ、三十二件の商談が成立しました。その総取引額は、三千三百万ドル、タイバーツにして、約十一億二千七百六十一万バーツとなりました。タイの企業家グループは、フィリピンの砂糖産業および、関連製品を監督する機関である、砂糖管理局の幹部と協議を行い、砂糖、加工糖、シロップなどの輸入に関する規制や措置について理解を深めました。二千二十四年の、タイから、フィリピンへの砂糖きびや、砂糖などの砂糖関連製品の輸出は、千四百二十三万ドル、約四億八千六百二十四万バーツ相当輸出しており、これは前の年と比べ、四十八点九九パーセントの増加となりました。タイは、フィリピン市場での、さらなる、ビジネスネットワークの拡大を目指しています。