カンボジア側によるタイ・カンボジア国境情勢に関する声明について
タイ・カンボジア共同情報調整センターは、2026年1月8日にFresh News が報じたカンボ
ジア側の声明(カンボジア上院議長および首相の発言を含む)を注視しています。 タ
イ・カンボジア共同情報調整センターは、タイ側の立場を以下の通り改めて確認します
1.平和と非暴力の堅持
タイは一貫して平和を重視しており、隣国であるカンボジアを含む近隣諸国との間に「
平和の国境」、安定、協力、共同発展を実現したいと考えています。 両国民に被害や
暴力が生じることは決して望んでいません。
2.停戦合意と二国間メカニズムの尊重
タイは停戦合意を厳格に遵守しています。また、陸上国境の測量・境界標設定について
は、両国で合意した合同国境委員会(18c)を中心に、法的な・技術的な問題を協議して
いく方針です。 ただし、国境問題の進展には緊張のない雰囲気と相互信頼が不可欠で
す。 そのためタイ側は、カンボジアに対し、共同声明に記載された緊張緩和措置を早
急に実行するよう強く求めます。特に、人道的地雷除去作業を進めることで、現地住民
と測量チームの安全を確保することが重要です。
3.国際法の全面的な尊重
タイは国際法、関連条約、両国が共通に認める歴史的文書・証拠を尊重します。 国境
問題の解決は外交ルートと既存の合意メカニズムを通じて行うべきであり、武力行使や
誤解を招く発信は避けるべきだと考えています。
4.国民に向けた建設的な情報発信
タイ・カンボジア共同情報調整センターは、すべての関係者が事実に基づいた情報発信
を行い、緊張を煽る表現を控え、両国民間の友好関係に悪影響を及ぼさないよう配慮す
ることが大切だと考えます。
タイ・カンボジア共同情報調整センターは、既存のメカニズムを通じてカンボジア側と
建設的に協力し続け、両国国境沿いの平和・安全・住民の生活向上を長期的に維持して
いく用意があることを改めて強調します。
タイ・カンボジア共同情報調整センター
2026年1月8日午後6時00分