タイ貿易局は、二〇二五年六月二十九日から七月一日にかけて米ニューヨークで開催された国際食品・飲料見本市「サマー・ファンシー・フード・ショー二〇二五」に参加し、タイ米のプロモーションを行いました。このイベントは北米最大級で、六十九回目を迎え、約三万人の輸入業者や卸売業者、小売業者が世界各国から集まりました。米国は年間約百三十六万トンの米を輸入しており、そのうち五十八パーセント％-をタイ米が占めています。特に、プレミアム米の代表格であるカオホンマリは、米国市場で長年トップの地位を維持しています。近年、米国では健康志向の高まりとともに米の消費が増加し、アジア系やヒスパニック系の人口も増えていることから、高品質なタイ米の需要が拡大しています。今回の参加は、タイ米の品質基準と認証マークをアピールし、食品の安全や品質を重視する消費者の信頼を深める絶好の機会となりました。さらに、カオホンマリをはじめ、香り米、玄米、ライスベリー米やカオ・カオ四三などの特殊米も紹介し、多様な製品を通じて米国市場でのタイ米の消費拡大と輸出増加を目指しています。